豆道楽だよりnews & blog

麦が色づいてきました。そろそろ狩り時です。ここの畑はきれいに麦が生えているのですが、中には草も同じくらい生えている、もしくはそれ以上の背丈になっている畑もちらほら。

そんな麦は草ごとロールにされ牛の餌へ。（ありがたいことに買い取っていただける畜産農家さんがいらっしゃいました）

麦刈りが終わるやいなや、豆腐屋の要となる大豆植え。それと並行しつつ豆腐作りとぶどうの作業。

お百姓にとって一番忙しい季節の幕開けです。

ぶどうは只今一つ一つ液につけ種無しにする作業中。（ジベといいます）

作物は植えたら終わりではなく植えてもたくさんの人の手が加わっています。

この影の努力を多くの消費者に知ってもらい、納得して買っていただき、美味しく食べてもらえたら、百姓にとってこれ以上の嬉しいことはありません。

作物は待ってくれません。

ぶどうの作業でてんてこ舞いな日々。

花が開花してしまったぶどうもちらほら。

急げ急げ、でも丁寧に。

次はジベという作業が待っています。

ふじみのりの栽培が始まりました。

開花前までに一つ一つのぶどうを先端3センチ残して切り込み、整形します。

この作業が非常に酷で一つ一つのぶどうを見ながらの切り込みはとても骨の折れる作業です。

ビニールハウスの中なのですでに暑いです。

作物を一から作るというのは、愛情という名の生産者の手間や時間がたくさん加わっています。

それらは価格に反映し、対価として生産者は益を得ます。もっと生産者が愛情を注いだ分だけの適正な益を得れたらいいなと思います。

これからどんどん暑くなり作業も酷となっていきます。

全国の生産者の皆さん、こまめの水分補給と程よい休憩、どうか怠るな。